石平はるひこ
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2016,04,09, Saturday
高田公園・貸ボート事故に関連し取材を受け、記者会見と市との確認会を行う
4月3日に、観桜会真っ只中の高田公園で貸ボートが転覆し乗っていた15歳の少年が死亡するという痛ましい事故が発生しました。
ここに、亡くなられた方のご冥福をお祈りするとともにご遺族の皆様に心からお悔やみ申し上げます。
このニュースの報に接して、私は二重の意味で驚きました。
事故そのものに驚いたことに加えて、危機管理・安全管理の不備に驚いたのです。
それは、すでに3年前に私が、少年によるボート遊びの危険性を現認したことから市に問題提起し、その結果、安全管理が徹底していたはずだったからです。
そしてその安全管理が徹底していれば、不幸にして転覆事故は起こったにしても、少なくとも尊い人命が奪われるような事態には至らなかったと思います。
それだけに極めて残念に思うとともに、あのときのやりとりはなんだったのか、と空しさと悔しさと、そして怒りにも似た感情を抑えることができませんでした。
当時、2013年(平成25年)4月8日、高田公園の内堀のボートの上で小学生と見られる3人がふざけている姿を発見し、救命胴衣も着けておらず付近に監視員もいないことから危険性を察知し、急いでその場から電話で市の担当課に報告・問題提起しました。
その後も、10日に、市の担当課長等とやりとりし、最終的に、小学生同士でボートに乗るときは保護者等の大人が同伴すること、中学生、高校生、大人にも十分な安全を喚起すること、利用者には救命胴衣を着けさせること、貸ボートの事業者に対しては、以上の安全対策について効力が発するように契約行為として文書で交わすこと、などを市が約束しました。
このことについては、当時(2013年4月10日付)のブログで、そのいきさつを明らかにしておきましたので、ご記憶の方もあるかと思います。
しかし、今回の事故で、救命胴衣の着用や実効性ある事業者との契約行為など、市が私(市議会議員)と約束したこと(安全管理対策)を守っていなかったことが明らかとなりました。
この点について、今回の事故の翌日の4月4日に、私の過去のブログを見たとしてBSN(新潟放送)が取材に来て、当日の夕方及び夜のニュースで報道されました。加えて夕方のTBSの全国ニュースでも報道されました。
少し長いですが、以下にそのニュースの部分を静止画で掲載します。また、前後の新聞報道も掲げます。
次は同日夕方のTBSニュースの一幕です。
次は4日から6日までの新聞記事です。
『新潟日報』4月4日付
『朝日新聞』4月5日付
『上越タイムス』4月5日付
『新潟日報』4月5日付
『新潟日報』4月6日付
同上
私は、今後二度とこのような痛ましい事故を繰り返さないための教訓とするためにも、この間の市の対応の実際を確認することや広く社会に問題提起することが、私の責任でもあると考えました。
そこで、5日に視察で東京に出張したため、次の行動がずれ込みましたが、出張後に、3年前の市担当とのやり取りを正確に把握し併せて資料とするために、当時の録音を反訳して文書にまとめるなどし、それが整った段階で記者会見と市との確認会を行うこととしました。
記者会見等の案内(報道各社に対する情報提供。クリックしてください)
なお、「記の2」には、「行政側への確認等は公開を求めたが行政側に受け入れられなかったため非公開」としていましたが、当日になって行政側から「記者側から要請があった」として非公開にこだわらないとの意向が示されたため、最終的に「公開」となりました。
そして、4月8日午後1時から、市議会の第3委員会室で記者会見を行いました。
会場には、関心の高さを反映して、多くの記者が集まりました。記者は10数社、及び放送用カメラが5台だったと思います。
私は当時のブログのコピーと市担当と問答したときの概要の資料を配布し、30分ほど説明を加えました。
記者会見用資料(クリックしてください)
その後、記者がとりまく中で市の市川産業観光部長と五十嵐観光振興課長ほか職員2名と3年前の約束以降の対応について確認を行いました。
結局、私と約束したことは、一部それらしき方向で取り組んだもののうやむやとなり、結果的に守られなかったことが明らかとなりました。
すなわち、小学生には保護者等が同伴することや救命胴衣を着用させることを口頭で事業者に要請したものの、それ以上のことは行わず、利用者全員に救命胴衣を着用させることや文書で事業者と契約を交わすことは実行されませんでした。
また、昨年の小学生のボートからの転落事故のあと、初めて小学生や障害者に救命胴衣を借用させることなどを文書で事業者に要請したことも明らかになりましたが、これも効果のあるものではなく、私と約束したことからははるかに後退したものでした。
実際、事業者は救命胴衣については全く用意せず、今回の死亡事故に至りました。
このようなことについて、私は、私との約束をきちっと守って実行していれば、死亡事故は防げたはずと遺憾の意を述べるとともに、改めて、実効性ある安全管理対策を求めました。
これに対し、市川部長は、「すべての利用者に救命胴衣を着用させることまでは、社会通念上、必要ない」と自らの不作為の経過を棚に上げて開き直りました。
途中で、行政側が次の日程があると退席の意向を示したため、私は改めて、すべての利用者に救命胴衣を着用させることや、事業者への実効性ある対応(許可条件に入れて契約を結ぶことなど)をとることを求め、終了しました。
終了後、記者から感想を求められましたので、3年前の行政側の約束が履行されていないことがわかった。法律がどうだとか社会通念上どうだと言う前に、自ら約束したことを守っていれば、この死亡事故は防げたのだから、しっかりした反省と今後の対策が必要だ、と述べました。
この私の行動は、当日夜のBSNニュースや翌日の新聞各紙で報じられました。
このことにより、行政はもとより社会に広く問題提起して、責任の一端を果たせたものと思います。
以下、報道を掲載します。
以下、翌日の新聞記事です。
『上越タイムス』4月9日付
『上越よみうり』4月9日付
『新潟日報』4月9日付
『読売新聞』4月9日付
最後に参考までに、5日に東京に視察に行ったと書きましたが、その時の視察時間外に撮った写真です。
満開の桜のもとでの千鳥ヶ淵での貸ボートの状況ですが、大人もちゃんと救命胴衣を着けています。
きちんとしているところは、しているのです。やらないことの言い訳に汲々とするどこかとは違って。
その他もろもろ::2016年
| 08:50 PM |
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石平 春彦
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