石平はるひこ
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2011,10,16, Sunday
吹上遺跡で古代米の稲刈りをしました。
新幹線新駅(信越線・脇野田駅)の近くにある弥生時代の玉作り集落跡、国指定史跡の吹上(ふきあげ)遺跡で、地元の稲荷の皆さんが丹精して育ててくださった古代米の稲刈りがあり、私も参加してきました。稲荷の皆さんや大和小学校の子どもたちを中心に、遠くは県外からも来られたようで、ざっと50人は集まったでしょうか。
左手に注目。カエルが稲刈りを見ているんです。
手刈りとハサ掛けは久しぶりでしたが、子どもの頃に培った技は衰えておらず、何人もの方から「あら、議員さんなの?」とびっくりされたり、「うまいもんだねー」、「やっぱり山育ちだねー」などと、からかい半分に声をかけられたりしました。
梯子に上っているのが私
稲刈り後は、隣の神社の境内で、稲荷のお母さんたちが用意してくださった古代米のおにぎりやトン汁などの「こびり」に舌鼓。うまい、うまい! 感謝、感謝。
また、その場での子どもたちの感想発表には、とても感心させられました。
満腹後は、近くの集会所で市の教育委員会主催による遺跡を活かすためのワークショップが行われ、そこにも参加してきました。発表では「新幹線開業効果を取りこむため、夏は古代米や地元食材をテーマとした祭りを行い、冬は竪穴住居の間をカマクラ(雪のトンネル)でつないで遊んだら面白いのでは」などと好き勝手なことを言ってきました。
「今は昔」と言えるほど隔世の感があります。
今から12年前に吹上遺跡が発見されたとき(もっとも稲荷の方は以前から遺跡があることを知っていたのですが)、これはなんとしても保存活用しなければ、といちはやく市長に進言しながら一般質問で訴えるなど、議会内外でがんばったものでした。釜蓋(かまぶた)遺跡が発見されたときもそうでした。
吹上遺跡を保存活用するために、遺跡を盛土で横断する予定の県道(山麓線)を高架で飛び越えるよう運動したり、釜蓋遺跡を守るために土地区画整理事業の区域を変更するように運動したりしたことが、つい先日のことのように思い出されます。幸いにして、地元と行政の双方に深く関わる立場ですから、この取組は効を奏しました。その後、2つの遺跡は斐太遺跡群として国史跡に指定され、「弥生のムラ・コミュニティパーク構想」が具体化するまでに進んできました。
実は、整備の方向性が出されてからも、水面下で厳しい状況が続きました。それは、市の財政が苦しいからということで、新幹線の開業までに整備の予算はつけられないというものでした。ここでも、私は強い決意でたたかい(まさに「たたかい」でした)、その方針を撤回させました。今は、表面的には整備に向けて順調に進んでいるように見えますが、市政の中では厳しいやり取りが続けられてきましたし、今後も予断を許さない状況が続いていくことを覚悟しなければなりません。
遺跡を保存活用するためのイベントに参加して、皆さんと心地よい交流をさせていただきましたが、私自身は、苦しかったことなどいろいろなことが思い出され、違った意味で決意を新たにした一日でした。
稲荷の皆さん、次代を担う子どもたち、教育委員会の皆さん、そして心ある皆さん。
遺跡の持続的な保存活用にむけて、みんなで知恵を出しあいながら、末永く着実に積み重ねていきましょう。
参加した皆さんで集合写真
新幹線まちづくり::2011年
| 03:00 PM |
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石平 春彦
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