石平はるひこ
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2015,07,06, Monday
コミュニティ政策学会・伊賀大会で上越市議会の取組を報告
4日、5日の2日間の日程で三重県伊賀市で開催された「コミュニティ祭策学会・伊賀大会」に出席してきました。
私は、5日の分科会「コミュニティ政策と地方議会」の報告者として依頼されたことがきっかけで出席したのですが、大会の全日程に参加しました。
以下、その報告を簡単にします。
「忍者の里・伊賀」を売り出す伊賀鉄道の電車
上野市駅舎も忍者だらけ
上野市駅前にある大会会場の「ハイトピア伊賀」
ハイトピア伊賀から見た上野市駅前。駅舎の上に伊賀上野城が顔を出している
会場は、伊賀鉄道・上野市駅前の「ハイトピア伊賀」で、初日午後は、会長の名和田是彦・法政大学教授の開会あいさつと岡本栄・伊賀市長の歓迎あいさつに続き、「持続発展可能な地域コミュニティの形成に向けて」というテーマでシンポジウムが行われました。
名和田会長のあいさつ
岡本市長のあいさつ
コーディネーターは、学会副会長の中川幾朗・帝塚山大学名誉教授、コメンテーターは、岩崎恭典・四日市大学副学長で、パネラーは、辻上浩司・伊賀市副市長、奥村和子・名張市地域部部長、高木達彦・松坂市企画部の地域づくり推進担当監の3氏でした。
シンポジウムの様子
それぞれの市のコミュニティ活動の主体である住民自治協議会(伊賀市)、地域づくり組織(名張市)、住民協議会(松坂市)の活動と市の支援策(地域包括交付金、ゆめづくり地域交付金、活動交付金)や地域ビジョン、地域計画に基づく取組などが報告された後、コメンテーターや会場との意見交換が行われました。
そして今後の課題として、一方では、住民自治組織の認知度の向上、人材の育成、他方で組織の強化としての、活動拠点整備、法人格の取得や事務局機能の強化、公民館分館のあり方の見直し、などが問題提起されました。
夜の部では、参加者の懇親会が市内のホテルで行われ、活発な交流(情報交換、意見交換)が行われました。
2日目は、午前、午後とも4つの分科会に別れ、それぞれのテーマで熱心に議論が行われました。テーマは以下の通りです。
午前の部:「地域コミュニティのマネジメント」、「中山間地域コミュニティ」、「地域福祉とコミュニティ」、「自由論題A」。
午後の部:「コミュニティを担う人づくり」、「地域自治組織の法人化」、「コミュニティ政策と地方議会」、「自由論題B」。
私は、午前の部は「中山間地域コミュニティ」、午後の部は自ら報告する「コミュニティ政策と地方議会」に出席しました。
「中山間地域コミュニティ」分科会の様子
以下、私の報告を中心に述べます。
「コミュニティ政策と地方議会」は、コーディネーターに江藤俊昭・山梨学院大学教授、報告者は私のほかに木原勝彬・ローカル・ガバナンス研究所所長でした。
私の報告は、「コミュニティ政策と都市内分権に関する上越市議会の取組」と題して行いました。
私の調査によるオリジナルの資料に基づいて、昭和の合併(高田市と直江津市の合併)後、現在までの40数年にわたる議会(議員)の一般質問におけるコミュニティ政策関連の議論や、平成の14市町村の合併協議にあたって都市内分権と地域自治区制度の導入に主導的役割を果たしたことや、その後の同制度推進に対する積極的な議会の姿勢、さらには、地域協議会と行政の間で争点となった施策・事務事業(克雪住宅協調整備事業や産業建設グループの集約化など7件の事例)に対する議会の議論などを説明しました。
そして、その取組が、長い間の「コミュニティ政策の基盤環境の整備」(情報公開、市民の市政参画・協働推進などの仕組みづくり)と「議会改革」の実績の上に実現できたことを明らかにしました。
そのうえで、本年1月に市長に提出された上越市地域協議会検証会議の「上越市地域協議会の一層の活性化に向けた検証結果報告書」で議会に提言された「地域協議会と議会との関係」(地域協議会の意見申述権と聴聞権の議会における制度的保障)の内容とその意義について説明するとともに、議会として議長を委員長とする「検討委員会」を設置して検討を開始したことを報告しました。
参加者との質疑応答では、合併に批判的だった市長経験者や地域自治の制度を導入するために苦労している議員などから上越市議会の取組に対する賛辞が述べられ、市長に対する与野党関係の行動パターンの有無や、どのようにしたら上越市議会のような取組ができるか、などの質問が出ました。
報告する私
会場から質問
質問に答える私
なお、この分科会に、上越市でお世話になった「上越市地域協議会検証会議」の座長を務められた山崎仁朗・岐阜大学教授や宗野隆俊・滋賀大学教授も参加されていて、両氏とも質疑応答の場で意見を述べておられました。
私への質問や注文はありませんでしたので、好意的に受け止めてもらえたものと思っています。
この分科会は報告者が2人で他の分科会の半分だったのですが、全体が2時間という制限の中で、用意していった内容の6割ぐらいしか言えませんでした。
しかし、上越市議会のこれまでの地道な取組と、その結果として日本の都市内分権・地域自治区制度の先端を切り開いてきた上越市の地平が、全国から集まった研究者や現場の取組主体に改めて理解され認知されたことは、大変意義深いことだったと思います。
コーディネーターの江藤教授は、最後に、このテーマはぜひ来年も継続してほしい、と学会主催者にむけて問題提起しておられました。
江藤教授のまとめ
研究・学会::2015年
| 10:07 PM |
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石平 春彦
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