石平はるひこ
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2015,05,22, Friday
各派代表者会議で、議会としての地域協議会の権限保障の検討に入る
21日午前9時から各派代表者会議が開かれ、いくつかの懸案事項の協議が行われましたが、主要な議題は、「上越市地域協議会の一層の活性化に向けた検証結果報告書に関する議会の対応について」です。
この件は、すでにブログで報告したように、本年1月27日に市長に提出され、市長を通じて議会にも回送された地域協議会検証会議の「検証結果報告書」には、「地域協議会と市議会の関係」について、「地域協議会の意見申述権と聴聞権を議会基本条例で位置付けること」という新しい提案がありました。
しかし、その後、議会(議長)としての動きが無かったことから、3月議会終了日に総務常任委員協議会の場で私が早急に対応するように提案し、その後も具体的な動きがなかったため、今月12日のブログでも取り上げ、早期検討開始を促しておいたものです。
そのようなことを受けたのかどうか定かではありませんが、この代表者会議の議題として14日に招集(案内)がかかったのでした。
会議では、冒頭、議長から、地域協議会の検証について所管事務調査をやっている総務常任委員会でこの点の検討を行うことにしたい、という提案がありましたが、私は指名を待たずに手を挙げ、その提案に反対しました。
すなわち、まずは議会基本条例で規定する「政策サイクル」に乗せて検討を開始すべきであると逆提案しました。
そうでなければ、検証結果報告書の提案に正式に応えることにはなりません。
まずは、議長が「課題調整会議」に諮り検討の方向性を決定し、検討組織を指名あるいは新規に設置して検討を開始すべきなのです。
議会基本条例の改正を検討しなければならない課題ですから。
一部の会派が議長の提案に賛同しましたが、私の正論に多くの会派が賛成し、結局、議長も、私の案で集約しました。
これで、議会の「政策サイクル」に乗って検討することが決まりましたので、まずは地域協議会検証会議の提案に正式に応える姿勢が表わせたことになり、当面ですが、上越市議会の体面が保たれることになりました。
私としても、7月4日~5日に三重県伊賀市で開催される「コミュニティ政策学会」の全国大会に後ろめたさを持たずに報告に行けるというものです。
その他の議題としては、いろいろありましたが、1点だけ報告すると、本会議場の扉(7か所11枚)の改修について、9月議会に間に合うように行うということが報告されました。
これは、昨年の27年度予算要求のときに、私が問題提起し決定されたものです。
最後に、早稲田大学マニフェスト研究所の議会改革度調査2014のランキングで当市議会が全国市区で第3位となった(前年度より1ランク上がった)ことが報告されました。
今後も頑張っていくことを確認し合いました。
議会(その他)::2015年
| 03:35 PM |
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石平 春彦
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