石平はるひこ
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2014,09,07, Sunday
地元・大和地区の合同避難訓練に参加し講評
本日9時に、震度6強の大地震が発生したという想定で、地元・大和地区の合同避難訓練が実施され、私も参加しました。
各町内会単位では、随時行っていますが、地区全体の合同訓練は、3年に一度行うことになっています。
まず、9時に、防災行政無線(屋外拡声子局)から「訓練、訓練、ただいま震度6強の地震発生。ただちに決められた第1避難所へ避難してください。」 という避難指示情報が発せられました。
まず、町内会単位でそれぞれ決められた第1避難所に集まり、そこでの点呼や情報伝達などを行い、さらに全体の避難場所(第2避難所)である大和小学校グランドへ避難するというものです。
私の町内の大和2丁目では、わが家の隣の大和神社境内に集合し200人ほどが集まりました。それぞれの組の点呼報告を受けた後、丸山町内会長のあいさつがあり、指名されて私からも市の取組なども含め、あいさつをしました。
その後、負傷者を乗せた担架を先頭に役員を中心にした100人ほどが全体会場の大和小学校へ向かいました。
10時前からは、大和小学校グランドでの合同避難訓練の全体会が開かれ、400人ほどが集まりました。
加藤本部長(大和5・6丁目町内会長)のあいさつの後、大和消防部の新保部長の説明のもと、ポンプ操法が披露されました。
その後、市の健康づくり推進課と県の上越保健所の職員による自殺予防の話があり、最後に女性消防隊によるAEDの蘇生法の指導・実施訓練が行われました。
大和消防部のポンプ操法は、大勢の地元の人々の前で披露するのは、あまりないことなので、部員も張り切って、きびきびと行い、大変頼もしいものでした。
参加した皆さんからも賞賛の大きな拍手が起こりました。
本部長からは、ぜひ地域の安全安心を守るために若者が消防部へ入ってくれるようにとの勧誘の言葉がありました。
また、AED蘇生法については、女性消防隊の代表格の竹下指導員が地元の方であることに勇気づけられましたし、実施訓練にあたっては、参加した地元の皆さんが、日ごろの訓練の成果を発揮して、たいへんきびきびしたチームプレイを行ったことに、とても感心しました。
訓練終了後に私から講評のあいさつを行いました。
まずは、参加した皆さんや準備にあたった役員の皆さん、指導・協力いただいた大和消防部、市と県の職員、女性消防隊の皆さんの労をねぎらうとともに、上記の点などを講評しました。
併せて上越市のこの間の取組を紹介するとともに、今後の課題として大規模災害、特に原子力災害における広域避難体制の構築を急がなければならないこと、などを指摘しました。
そして、いずれにしても、自分の身は自分で守るという意識で災害に備えていただきたいこと、災害発生時には災害弱者の安全を確保することも含め手を取り合って対応してほしいこと、などを再度お願いし、こういう訓練を契機に気がついたことがあればぜひ意見を出してほしいこと、市も市議会も、皆さんの意見を参考にしながら、さらによりよい防災・減災対策を練り上げ、安全安心を確保していきたい、と結びました。
訓練は、大変暑い日差しの中で行われましたが、熱中症など発生せずに、ホッとしました。
その他もろもろ::2014年
| 02:46 PM |
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石平 春彦
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