石平はるひこ
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2014,08,23, Saturday
上越妙高駅と新高岡駅、そして新幹線をめぐる新潟県と富山県
自治体学会・富山高岡大会に行ったついでに、北陸新幹線・新高岡駅の建設工事の様子を見に行ってきました。
新高岡駅は、上越妙高駅と同じように高岡市の中心市街地から離れていて、高岡駅(JR北陸本線=新幹線開業時から「あいの風とやま鉄道」線として移管)の南、約1.5キロメートルの距離に建設中です。
JR城瑞線(じょうはなせん)の新設駅である新高岡駅と連結し、1駅で高岡駅に連絡します。
1駅、1.5キロメートルですから、当市の場合(上越妙高駅~高田駅)の約3分の1。たいした距離ではありませんので、歩いて行ってきました。
新幹線駅舎はほぼできあがっている様子です。また、駅前の整備は11月10日の竣工にむけて急ピッチで進められていました。
新高岡駅北口正面
新高岡駅北口全景
JR城瑞線踏切から駅を望む(右奥の新幹線駅・高架の向こう側が城瑞線の新設駅・新高岡駅)
さて、
話を変えますが、私が高岡駅に降り立ったとき
に、はっきり言って驚いたことは、ホーム自体は近々地元に払い下げるJR西日本ですから昔のままですが、コンコースから改札、南北自由通路、駅舎、駅前広場、駅周辺が、とてもおしゃれに整備されていたことでした。
一部にミストシャワーもあり、天高く広々とした自由通路。駅舎の2階から地下にかけてのレストラン・ショッピング街。地下街には、各種ショップ・レストランのほかにスタジオや休憩スペース、アートギャラリーなどがありました。
高岡駅の改札口前・自由通路
自由通路から展望できる山並の写真パネル(左上の白っぽい丸は、駅舎天井のライトが反射しているものであり、月ではありません)
自由通路(古城公園口(北口)から瑞龍寺(ずいりゅうじ)口(南口)方面を望む)
自由通路・階段の下り口。写真上部奥のスペースにミストシャワー(曇ったところ)が降り注いでいる。
地下街のスタジオの一角
地下街のショップの一部
地下街のアートギャラリー(「アートの路」)の一部
駅前にはトラム(路面電車)が走り、駅の対面には、駅舎・自由通路からペデストリアンデッキで繋がる複合文化・商業施設「ウイング・ウイング高岡」(公営の図書館、コンベンション、教育施設、民営のホテル、業務施設、等の機能)がそびえたっています。
自由通路・ペデストリアンデッキから望む高岡駅前広場と「ウイング・ウイング高岡」(奥右寄り)。駅前広場には「ドラえもんトラム」などのトラムが走る(中央)。左側は駅舎から「ウイング・ウイング高岡」につながるペデストリアンデッキ。その奥(左端)が立体駐輪駐車場
「ウイング・ウイング高岡」から望む高岡駅と駅前広場(古城公園口(北口))。左端はホテル
これが、上越市より若干小さめ(17万7千人)の都市なのか、と疑いました。
というよりも、わがまちを振り返って、何をやってんだ、と正直ショックでした。
高田駅の東西自由通路や西口広場はいまだに手つかず、上越妙高駅前の核施設も全く馬耳東風。
まあ、人口が若干違う程度と言っても、面積(上越市は約5倍)も都市の形態も違いますから、単純に比較することはできませんが、それにしてもこの違い、です。
十年一日の如くの行政屋は、口を開けば「財政逼迫」を「盾」にしますが、要は時代(未来)構想力と政策選択の問題なのです。
学会は、この「ウイング・ウイング高岡」で行われたので、この施設の内部もつぶさに見ることができましたが、集会室だけをとっても、500席超のホールが1つに50人から150人ほどの会議室や研修室が7室ありました。
これでも中規模の学会一つやるのにパンパンです。
やはり、それなりの地方中核都市を標榜するなら、都市の核となる駅前に最低この程度のコンベンション施設は必要だと感じました。
これが、広域の都市核となる新幹線駅前ならなおさらです。
(ちなみに私は、10数年前から、市長3代にわたり、新幹線開業を見据えた活性化戦略の構築とその活性化誘導策の一つとしての新幹線駅前の複合的核施設整備を繰り返し提言・要望してきましたが、その寂しい結果は、みなさんご承知の通りです。)
こんなんでいいんでしょうか。村山市長さん。
さて、
また話は変わりますが、高岡に着いたその日の富山新聞
に、「「つるぎ」新高岡全停車 北陸新幹線 早朝の長野発も調整」という記事が1面トップに8段抜きで大きく載りました。
8月21日付「富山新聞」
「来年3月開業の北陸新幹線で、富山―金沢間を往復するシャトル型の「つるぎ」が新高岡に全列車停車する見通し」などという記事です。
これまで「県が関西、中京方面への利便性確保に向けてJR西日本に要請していた」が、20日に「石井隆一(富山県)知事が大阪市内のホテルで真鍋精志JR西日本社長と面談し、検討状況を確認した。」というものです。
シャトル型運行の場合(上越妙高駅に該当はありません)とはいえ、富山県のトップを中心とした意気込みの強さをひしひしと感じさせるものです。
これに対し、わが地(新潟県)としては、どうなのでしょうか。
たまたまでしょうが、2日後の(まさか、富山の記事を見て急きょ行ったわけではないでしょうが、)新潟日報に県の取組が載りました。
「北陸新幹線 駅停車本数を他県と同等に 県、国交省に要請」と4面に2段の小さな記事です。
8月23日付「新潟日報」
要請相手が新幹線を運行するJRでなく国交省止まりで、この場になっても、痒いところを上着の上から掻くような取組です。
しかも、要請者は県交通政策局の局長。
ですから、これといった成果も、特にありません。
こんなんで、いいんでしょうか。泉田知事さん。
ということで、最後に、学会の行き帰りに撮った上越妙高駅の写真で収めさせていただきます。
上越妙高駅・東口
脇野田駅ホームと快速くびき野と上越妙高駅
ライトアップの上越妙高駅・東口昇降施設とシェルター
(ライトは工事の関係でしょうか。幻想的と言えば幻想的ですが、なんだか両手を上げているようでもあり、待ったをかけているようでもあり。・・・・あるべき駅周辺のまちづくりが「待った」「お手上げ」にならないように願うばかりです。)
新幹線まちづくり::2014年
| 10:07 PM |
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石平 春彦
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