石平はるひこ
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2014,07,10, Thursday
部落問題の提起、広がる受け止め
私が一般質問で問題提起した部落差別問題に関し、本日、真面目に受け止める動きに相次いで接し、意を強くしました。
一つは、本日の新潟日報の上越版の記事です。
「2014年高田開府400年 祭りを振り返る」と題した記者座談会です。その中で、今回の問題について、次のように語っています。
「C 祭り直前には、記念誌に被差別部落の旧町名が記載された古地図が解説のないまま掲載されていたことが分かり、一時販売が中止された。
B 市は「差別、人権侵害に対する思いが至らなかった」と陳謝した。市民や取材する私たちも差別問題について理解を深めていくことが大切だと思った。」
「B」に語らせている「思い」が新潟日報社の、あるいは現場の素直な気持ちだと理解しました。
客観的に事実をありのまま知らせるという報道機関の性格上、自身の思いを率直に語ることは、なかなかむずかしいことだと思いますが、記者座談会という形をとることで、そして素直な語り口調で表現したことで、その意図も思いも伝わりました。
ただし「市民や」は余計だったでしょう。この言葉を入れることで、「上から目線」と「啓蒙臭」が若干漂いました。
自身のことを素直に語りさえすれば、いや語るからこそ、賢い読者(市民)は共感するのです。
ところで、先日のブログにも書きましたが、歴史の制約の中で、開府300年のときには問題とされなかったこの部落問題について、開府400年のこのときにこそ、過去数十年の中で築き上げてきた「高田藩の末裔たち」(つまり「私たち」の比喩です)の正しい歴史の視座と歴史認識の上に立って、次代に引き継いでいけるような品格のある情報発信をすることができるのですし、また、そのことが求められているのです。
そのことが(封建時代や過去の100年になかった現在の)歴史の発展を証明することになるのですし、上越市の輝かしい(市長の言う健やかな)未来に向けての新たな一歩となるのだと信じます。
ついては、新潟日報も、単なる記念誌の問題に矮小化することなく、開府400年の時代のあり方(来し方行く末)として、歴史に残る骨太の展開を紙面で企画・発信していただくよう願っています。
二つ目は、高田世界館から市議会議員に届いた試写会の案内です。
8月下旬に同館で公開される「ある精肉店のはなし」という映画の試写会の案内です。
この一節を下記に掲げると、
「部落差別と闘いながら、ナイフ1本で見事に牛をさばいていく技と人情味あふれる北出家の人々の姿をカメラが写し出し、大きな感動を呼び起こす作品となっております。」
「奇しくも高田開府400年のガイドブックにおける被差別部落の表記の問題が持ち上がり、市議の先生方のみならず市民の間でもこの問題に対する関心が高まっていることと存じます。」
「当館としましても部落問題を取り上げているこの映画の上映を通して差別問題を考える機会にしたいと考えており、」
として議員に映画の観賞を呼びかけています。
この映画の公開は、「奇しくも」と書かれているように、既定の方針だったものと思われますが、今回の問題が無ければ、市議会議員に観賞を呼びかけるという形にはならなかったものと思われます。
そういう意味では、今回のことをきっかけとして、部落問題、差別問題などを考えるあらたな交流や関係性が生まれる可能性を秘めていると言えるでしょう。
そして、私がそれ以上にうれしかったことは、この作品の中身を知っているわけではありませんが(案内に同封のチラシで解説を読みましたが)、被差別部落の人たちの生業を誇りうるものとして描いているであろう作品が、堂々とこの地で上映されるということであり、そのことに尽力された高田世界館の関係者の深い思いと取組に対してでした。
最大限の敬意と感謝を申し上げたいと思います。
試写会を楽しみにしています。そして、その後の公開の大成功と関係性の発展を祈りたいと思います。
みなさんもぜひ見に行ってください。
上映日は8月22日(金)~8月31日(日)
以下に映画のチラシを載せておきます。
詳しくは高田世界館(上越市本町6-4-21
TEL:025-520-7442)にお問い合わせください。
議会(一般質問等)::2014年
| 09:55 PM |
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石平 春彦
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