石平はるひこ
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2013,10,31, Thursday
新幹線・並行在来線等対策特別委員会の視察
昨日、今日と私の所属する市議会の新幹線・並行在来線等対策特別委員会の視察に行ってきました。
行き先は九州ということもあり、朝、5時起きをし、帰宅は翌日夜の9時過ぎという強行軍でした。
新幹線開業を1年5カ月後に控え、先行して開業した九州新幹線の並行在来線と新幹線駅を抱える自治体の現状をつぶさに見聞することで、こちらの取組に生かそうとの思いからです。
ちなみに、この行先は私が提案したものです。
初日は、並行在来線の肥薩おれんじ鉄道で、就任したばかりの3代目の淵脇社長(ちなみに初代社長は、えちごトキめき鉄道の嶋津社長)や江野畑常務兼運輸部長など6人の役職員から運営経過や経営状況、目玉的な取組等について説明を受けました。
説明いただいた会社の役職員
質問する私
また、その後、目玉的な取組の「おれんじ食堂」という観光列車内を視察しました。
これは観光列車ではなく、ラッピング列車
肥薩おれんじ鉄道の出水駅構内
翌日には、出水駅から八代駅までの間、同鉄道の一般車輌に乗車し、運行状況等について視察しました。
駅の改札口近くにメモリアル展示として蒸気機関車のD51(デゴイチ)の車輪があった
肥薩おれんじ鉄道を支援する車両オーナーの名前が電車の中に掲示してあった
開業後に新設した「たのうら御立岬公園駅」
おれんじ食堂ウエーブプロジェクトのチラシ。沿線住民を巻き込んだ企画が新鮮
具体的には、私の視察報告を下記に掲げておきますのでご覧ください。
ご多分にもれず、厳しい経営状況を強いられていますが、数年前から営業部を立ち上げ、外貨を稼ぐさまざまな企画を練り、営業を積極的に行って、今年度からの「おれんじ食堂」という観光列車の営業につなげています。
年間1億円の売り上げになる見通しとのことです。見習うべきところです。
視察後の所感としては、下記視察報告中の「7.所感」の欄をご覧ください。
えちごトキめき鉄道に対し、ちょっと辛口の感想を述べています。
肥薩おれんじ鉄道視察報告書
なお、2日目の出水市については、九州新幹線・出水駅に併設された市の観光特産品館「飛来里(ひらり)」の多目的ホールで、九州新幹線全線開通における地域への影響(経済効果)などについて、市の担当者の説明を受けました。
観光特産品館・飛来理
観光特産品館の販売実績や各種観光施設の入館者数、市内への宿泊者数など、総じて約10%から約30%の増となっているとのことでした。
詳しくは、後ほど特別委員会の報告書を市議会ホームページからご覧ください。(アップまでだいぶかかると思いますが)。
議会(委員会)::2013年
| 10:53 PM |
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石平 春彦
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