石平はるひこ
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2013,10,13, Sunday
トヨタ財団から年次報告書
過日、公益財団法人・トヨタ財団から「2012年度年次報告書」が届きました。
トヨタ財団は、ご承知の方も多いと思いますが、1974年の設立から長きにわたって市民活動等のプロジェクトへの助成を行ってきた国内有数の民間助成団体です。
これまでに、7,600件を超える案件に約168億円の助成を行っています。
昨年度も、例年の研究助成プログラム、アジア隣人プログラム、国内助成プログラム等のほかに、一昨年の大震災を受けた復興のための東日本大震災対応「特定課題」活動に対しても力を入れている様子がうかがえます。
興味のある方は、下記の報告書をご覧ください。
2012年度年次報告書
また、財団のホームページをリンクしておきます。
トヨタ財団
なお、助成は、「人間のより一層の幸せを目指し、将来の福祉社会の発展に資する」ことを目的にしていますので、そのような有意の活動(プロジェクト)だという意欲と実現性があるならば、誰でも(チャレンジする)チャンスがあります。
すでに市内の市民団体でも受けている実績があります。
実は、私のトヨタ財団とのつきあいは長く、20年ほどになります。
そして、私が中心になって行ったプロジェクトが、市民活動助成としては日本海側(本県以南)で最初の助成対象となり、決定通知を受けたのは1994年9月のことでした。
1ヶ月後の10月20日に行われた国連大学・国際会議場での助成金贈呈式のことを、今でも鮮明に憶えています。
ブログの私のプロフィールにも掲載してありますが、その助成の成果品が、1995年10月に発行した「いのちの水を守る―新潟県上越地域の水道水源を保護する活動の記録」(非売品)です。
1,000ペ-ジに及ぶ大著は、当時、国立国会図書館をはじめ全国の主要な都道府県立図書館、東京大学などの大学図書館、国の機関等に配架され、現在も研究や施策、活動の参考に供されています。
私は、その時に、トヨタ財団の「すごさ」だと思ったのですが、それは何かと言えば、助成対象となったこのプロジェクト(活動の記録)の、それに至る取組そのものを評価してくれたことでした。
なぜなら、当時の「水道水源を保護する活動」は、「命の飲み水を守る」という大義も、「市民の多くの署名を集めた」という市民的広がりもありましたが、一方で、ゴルフ場を計画した企業や反対運動の代表を脅迫してきた企業関連者、ゴルフ場の一つぐらいほしいと思って水道水源であることを知っていながら開発事前申請にクレームをつけなかった市長、そして市長と歩調を合わせた市議会多数派(多くの議員)との長く厳しい闘い(たたかい)でもあったからです。
勝利した(計画の中止。しかし、当時まだ、脅迫した側が仕掛けた裁判は続いていましたが)とはいえ、「闘い」という言葉を使わざるを得ないような鋭い対立軸のあった「市民活動」に対して、その記録のプロジェクトに対する助成という形で示してくれた財団の「勇気」(「使命」の本気度)に、私は多額の助成金以上に喜びを覚えたものでした。
ということで、「年次報告書」のことから、回顧してしまいました。
そして、今は、当時の市民活動環境とは、えらく隔たりがあるな、と感じる今日この頃です。
現在、比べものにならないほど多くの市民活動があり、その有意性はそれぞれに評価していますが、一方で気になることもあります。
権力や強者との間で対立軸があっても人々の幸せのために「使命(今風ミッション)」を貫こうとする覚悟において、あるいはそのような活動を起こすこと自体について、希薄さや敬遠の意識が内在していはしないか、ということです。
さて、これ以上のことは、やめておきましょう。
その他もろもろ::2013年
| 08:14 PM |
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石平 春彦
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