石平はるひこ
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2012,12,12, Wednesday
私の一般質問を行いました。けっこうなバトルです。
一般質問は3日目になりました。本日の3人目、午後一で私の出番でした。
テーマは、予告したように、前回に続いて「今泉スポーツ広場の不適切な民間売却とその後の行政対応について」、及び「病院事業(上越地域医療センター病院)の消費税過払い問題について」です。
いずれも、自分たちの今の都合で過去をウソで塗り固めたり、行政の結果責任やけじめをつけないで良しとする風潮に根ざしており、市長をはじめ関係する幹部職員の近年にない行政劣化を示すものであり、「倫理性、信頼性、継続性」などの行政の根幹にかかわる問題です。
今回は前者のテーマで8回目、後者のテーマで4回目です。
しかし、改善に向かう兆しはなく、開き直る行政の態度は日増しに硬化しています。
憤りを通り越して、悲しく空しいことです。
いつかは社会的に暴かれるにしても、本人たちは、いつになったら開き直りを恥ずかしく思う心を取りもどし、人間らしい真摯な姿勢に立ち返ることができるのでしょうか。
さて、感傷めいたことばかり言っていられませんので、具体的に報告したいと思います。
今回は、資料を用意し、議長の許可を得て本会議場で配布してもらいました。上越市議会始まって以来のことです。
出席した議員と理事者側全員、それに記者クラブの報道機関、さらには傍聴者に対してです。
聞いている人(他の議員や市民)には、言葉だけではなかなか分かりづらい内容なので、資料(証拠等)を見ながら全体像を理解してもらいたいと思ったからです。
ちなみに、カラー印刷を含めて14ページを65部ほど作りましたが、全て自腹です。
なお、その中身は、11月30日付のブログの後段に掲載していますので、関心のある方はご覧ください。
本会議に配布した資料をかざして質問する私。
今泉スポーツ広場の不適切な民間売却とその後の行政対応について
同じ11月30日付けブログに質問の発言通告書も掲載していますので、そこを見ていただくと分かりますが、今回は、私の指摘していること
つまり、①今泉スポーツ広場の存続と総合的整備は新幹線新駅周辺整備事業を着手するに際して地元との約束であったこと、②前市政(市と土地開発公社幹部)が、結果的に約束を破って今泉広場を民間売却してしまったことを謝罪するとともに買い戻しを約束し、売却先と買い戻し交渉を行ったこと、③現市政が、これまでの経過にウソをついて約束反故を固定化する方向で対応していること、
これらをを否定するなら、
私は地元代表として事前協議を行った当事者としての証言と説明会に配布された新駅周辺整備の全体計画の図面などの証拠を示しているのですから、
逆に行政として確たる反証を示すべきである(単に言葉で否定するだけでなく行政の方こそ説明責任がある)と迫りました。
しかし、①の地元との約束については「事実は確認できない」、
②の前市政が謝罪し買い戻しを約束したことも「事実を確認できない」と答弁しました。
つまり、言い換えれば、私の指摘を「否定できない」と言っているに等しいことです。
しかし、彼らの論理(約束はない、売却は適正)からすれば、不必要な売却先との交渉を行ったことについて、つじつまがあわないではないか、と追及され、つじつまを合わせるために、なんと今度は私のせいにしてきました。
この期に及んで、言うに事欠いて、私が「極めて強い意見」を言ったから、「心ならずも売却先と話をした」、というのです。そして「この行動は不適切」と断じています。
あいた口がふさがりません。
いかにも、私が強制したり強迫したような言いぶりではありませんか。
これはもう訴訟問題(「名誉棄損」)のレベルでしょう。
(前にも話しましたが、私も「名誉棄損」裁判で、最高裁まで行って完全勝訴した経験がありますので、行政の冷静さを失った姿勢には、真剣に考えざるをえません)。
資料の「経過」でも明らかなように、私が平成17年6月3日に佐藤・公社事務局長と話をしたときは、民間売却したかどうか定かでないので、実際はどうなっているのかを尋ねたものでした。
佐藤事務局長も、この4月に事務局長になったばかりで、事情がわからないので調べてみる、とのことでした。
もちろん、今泉スポーツ広場の存続と総合的整備についての地元との約束のことについては丁寧に説明しましたが、その時点では民間売却をされたかどうかもはっきりせず、事務局長が調べてみると言っているわけですから、その時点でどうして、市の方針に逆らってまで心ならずも売却先に話をするように仕向けるような「極めて強い意見」を私が言う必要がある(言うことができる)のでしょうか。
これこそつじつまが合わないではありませんか。
そして、その3日後に、中川助役(公社理事長)と相談した三上総務部長(公社常務理事)が私の会派控室にやってきて、「民間売却は事実。助役(公社理事長)もハンコを押していることは事実だが、どうしてそうなったかは分からない。申し訳ない。ついては助役とも相談し買い戻しにむけて早急に対応することにしたので、よろしくお願いしたい」と謝罪と買い戻しの約束を自ら進んでしたのです。
佐藤・公社事務局長も、後からやってきて、「早急に買い戻しで対応する」と言って帰って行きました。
このように、民間売却の事実を明らかにしたことと謝罪や買い戻しの約束をしたことは、同時のことです。
このときに開き直ったのならともかく、こういう素直な状況で、どうして私が「極めて強い意見」を言う必要があるのですか。
全く作り話もいいところです。しかも、人を傷つけて平気な顔をしている所業にあ然とします。
そして、権力を傘にきた確認作業と情報操作で当時の担当者にこのように言わせたのか、と思うと空恐ろしい気がします。
もし、仮に佐藤事務局長をはじめ当時の市(公社)幹部が、現在の行政権力の都合の中で、そのように言わせられているとするならば、彼らも被害者ということになります。
どっちに転んでも責任を問われるのであれば、現在の権力に逆らわずに、権力の都合(シナリオ)に乗っかって言うとおりにしていたほうが、自らの傷が深くならないと計算したのかもしれません。
つまり、私の言う真実を認めた場合、当時の政策決定の稚拙さ(公社の中期経営計画を改定しないままに幹部として動いたことなど。ただし計画と運用は直に連動する話でもありませんが。)に現市政の矛先が向くでしょうし、真実を認めないで権力に迎合した場合でも、「不必要な売却先との話し合い」の事実は「不適切」として非難されるでしょうから、どちらに転んでも批判されるでしょうが、確かに時の権力に迎合してウソを「自白」しておいたほうが傷は浅いということになりましょうか。
もし仮に、前市政の人たちが、そのような決断を迫られてウソの「自白」をしたとするならば、「同情」に値することかもしれません。
しかしそうだとしても、その仕打ちは今の権力が続く限りの話です。そんなに長くは続かないことを冷静に考え、自らの良心にしたがってほしいと願わずにはいられません。
そして、権力者に言っておかなければなりません。
なによりも真実を覆い隠すことはできません。
それが歴史の教訓です。
必ず社会的に認知(暴露)され、その時の権力の所業が明らかになります。
一方で、ウソで塗り固めた「事実」は、本人(権力者)が死ぬまで抱え込んで生きていかなければなりません。
浅はかですが、それは自分で選んだ道です。
私は一般質問の最後に、1分を切る時間の無い中で、次のように言って発言を閉じました。
「事実を捻じ曲げる権力構造は恐ろしい。礼節や恥を知らない行政文化は、市民にとって不幸だ。」
別に質問したわけでもないのに、市長は自ら発言を求めて食い下がってきました。
「仕事の内容を捻じ曲げることは一切ないので、ご理解いただきたい。」
持ち時間はすでに「00分」になっていました。「時間がないので、反論できないですね」と議長に確認の視線を向けながら、終わりました。
上記で若干書きましたが、この件は、訴訟問題に発展する可能性があります。
そうなれば、これ以上議会で取り上げる話ではありません。
いずれにしても、相手(のレベル)が悪すぎますので、相手を考えて今後の対応を考えなければなりません。
当然、相手は、このブログを見て、情報収集とさらなる歴史偽造工作を考えているでしょうから。
今までは、住民のため、市民のため、市の事業の円滑な推進のために、失われた信頼関係を築くことを念頭に、頭をたたかれるようなことをされても、事情を知り尽くした当事者として辛抱強く「それは違うでしょ」と訴えてきましたが、いくらなんでも今回ばかりは、親心が通用しない人たちであることがよーく分かりました。
ドイツのヒットラーや日本軍部の20世紀の時代には、いろんなことがありましたが、全くレベルは違うものの、まさか21世紀のこの時代に、こんな暗躍めいた形で、私の人生(の一部)が抹殺されることになろうとは、全く考えてもみませんでした。
本当に権力というのは、恐ろしいものですね。組織ぐるみの情報操作によって、真実の全てを全く逆向きに「上書き」してしまうのですから。
しかし、恐ろしさにくじけてしまっては、私の沽券にかかわります。
権力のうさんくささを感じてくださる市民もたくさんいることを信じ、あくまでも真実を守り抜いて生ある限り闘い続けます。
なお、
病院事業(上越地域医療センター病院)の消費税過払い問題
については、再質問をする時間がありませんでしたので、質問と答弁を箇条書き程度に記します。
これも、開き直りの激しい、全く人間味のないものでした。
どういう精神構造なら、こういうことを平然と言ってのけられるのかというのが、率直な感想です。
石平質問/1億2千万円以上もの多額の市民の血税を損失したにもかかわらず、結果責任に対する行政のけじめも全くつけずに、広報上越(11月1日付)で、お詫びの一言もない通り一遍の説明をしたが、全く心の伝わらないあきれた対応だ。これで市民の皆さんの理解が得られたと考えているのか。
市長答弁/広報上越の記事は、これまでの経過等についてつまびらかに説明したものであり、市民の皆さんには一定の理解をいただいたと思う。この件に関する問い合わせは電話による1件だけだ。
石平質問/この問題と結果に対する組織の長としての責任について、9月議会で「結果としての責任は当然出てくると思いますけれども」とか「私自身が執行者としてどういう責任をとればいいか、私自身が考えるべきこと」と言っていたが、どうなったのか。
市長答弁/この事案は違法・不当なものではないので、9月定例会での答弁(お詫び)を超えるものではない。
石平質問/過払いした消費税相当分の損失を補てんすることについて、9月議会で「しっかりと考える時間も、また情報も、われわれ自身が詰める時間も必要」と言っていたが、どうなったのか。
市長答弁/この事案は違法・不当なものではないので、補てんという観念はない。
皆さん。この答弁を聞いて、どう思いますか。
あきれて、形容する言葉も見つかりません。
ですが、このような状況に対し、議会もふがいないですが、市民の皆さんも、市の職員も、無関心(黙過している)としたら、どうなんでしょうか。
そのような民意のレベルでしか、為政者(のレベル)は生まれないということを、深く考えるべきではないでしょうか。
議会(一般質問等)::2012年
| 11:13 PM |
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石平 春彦
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