石平はるひこ
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2012,11,04, Sunday
市の総合防災訓練を視察しました。
今年の市の総合防災訓練は、午前中いっぱい、古城小学校を主会場に津波避難訓練として行われ、私ら市会議員は視察という形で参加しました。
訓練(災害)想定は、午前9時に上越市沖約50キロメートルを震源とするマグニチュード7.7の新潟県南西沖地震が発生。合併前上越市から三和区、頸城区、大潟区、柿崎区にかけて震度6弱を観測し、日本海沿岸に大津波警報がされ、直江津地区(港町1・2丁目)への津波の第1波到達時間は地震発生から10分後、その後数回押し寄せる津波の最大波は3.1メートル、とされました。
港町1・2丁目町内会(自主防災組織)の皆さんが、古城小学校屋上など4つの避難場所へ避難することからはじまって、古城小学校では、防災関係機関による地震に対する各種体験訓練や資機材の説明があり、市長あいさつ・講評のあと、津波講習会がありました。
特に、港町1・2丁目町内会(自主防災組織)の防災士をはじめとした港町災害対策本部の皆さんの、避難所間の無線連絡など、きびきびした対応が印象的でした。
港町の皆さんには、訓練で得た課題を検証しながら、さらなる防災体制の強化に結び付けていただきたいと感じました。
一方で、古城小学校の屋上から周辺を見渡した現場の体験から、地域防災計画の見直し(津波対策の強化)に向けた議会としての役割についても、改めて深く考える機会となりました。
皆さん、たいへんごくろうさまでした。
この訓練の意識が日常性となるように、こころがけていきましょう。
古城小学校へ避難する住民の皆さん
古城小学校の屋上(避難所)へ避難した人々
古城小学校屋上(避難所)から港方面を望む
古城小学校屋上で港町町内会(災害対策本部)の防災士の石野さんから訓練の説明を受ける
説明する石野さん
古城小学校以外の避難所(ビル)が見える(右奥の佐渡汽船ターミナル、左の港町特定公共賃貸住宅、その左奥に高助リバーポート)
同じく避難ビルの信越化学古城寮(中央奥の白い建物)
古城小学校屋上に設置された港町災害対策本部。各避難所との交信で避難住民の数等の把握を行い、上越市災害対策本部に報告している。
古城小学校の庭(以下同じ)で行われた自衛隊等による津波がれき除去訓練
上越地域消防本部の燃料補給車。県内に配備はここだけとのこと。
東北電力の応急電源車
上越市赤十字奉仕団による炊き出し訓練
上越市ガス水道局による応急給水訓練
古城小学校体育館(以下同じ)で行われた上越地域消防本部による救命救急講習(救護応急手当、AED訓練)
市長のあいさつ(講評)
(株)総合防災ソリューションの佐藤喜久二・特任参与による津波講習会
その他もろもろ::2012年
| 08:53 PM |
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石平 春彦
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