石平はるひこ
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2016,03,11, Friday
2日間にわたり総務常任委員会で数々問題提起
10日、11日の2日間にわたり、3月定例会の総務常任委員会が開かれました。
私は、数々の問題提起と質疑を行いましたが、特に重要な事項について報告します。
1点目は、平成27年度一般会計補正予算と平成28年度一般会計予算です。
私はこの両方ともに反対しました。確か、当初予算に反対したのは、長い議員活動の中で今回が初めてではないでしょうか。
反対の直接的な理由は、市民生活に身近な環境整備事業を思い切り圧縮しながら、一方では不要不急で市民や立地する高田区地域協議会から批判のある(仮称)厚生産業会館の建設を強行すること、及び国民一人ひとりの情報を国家(権力)が一元的に把握・管理する危険なマイナンバー制度を推進することです。
地域や市民生活の実情を知るものとして、とうてい認めることはできません。
2点目は、定住促進奨学金についてです。具体的には、「定住促進奨学金貸付条例」とそれに伴う「定住促進奨学基金条例」です。
学生等について奨学金を出すというのは、聞こえは良いですが、実際は「定住促進」という名目で「上越市に居住し市外の大学等に通学する学生を対象とする」ということであり、その人たちが卒業後、上越市及びその近辺に就職すれば全部または一部(3分の2)を免除するというものです。
果たして、そういう対象の人は、どのくらいいるのでしょうか。いずれにしても、一部の対象の学生にとっては、ありがたいかもしれませんが、対象以外の圧倒的多くの学生はその恩恵によくすることができず、進学生全体にとって非常に差別的で不公平な内容だということです。
夢と希望を持って進学する多くの学生たちは、故郷のことを想わないのでしょうか。
故郷のことを想っていても、いやそれだからこそ、自宅から通学できないところであっても自らの志望した学校をめざしてがんばるのではありませんか。
希望した学校が通学圏かそうでないかで、どうしてこういう差別を行うのでしょうか。
遠くの大学に進学した学生が、卒業後地元に帰って就職するかもしれないではないですか。
その時に、あらかじめ奨学金がもらえなかったということは、3分の2の免除額ももらえないということです。
仮にこの定住促進奨学金にかわる奨学金が通学圏外の学生に用意されているなら、この奨学金を認めることもできますが、そのような選択肢は全くありません。
将来ある若者に、このような差別的待遇を行うべきではありません。
定住促進を考えるにしても、若者全体に対する包括的な対策をとるべきなのです。
私は、このような「政策に値しない」事業は計画段階で見直して、真の意味での定住促進の対策を立てるよう声を大にして訴えましたが、行政側は聞く耳を持ちませんでした。
ですので、反対しました。
結果は、委員会では反対は私と共産党の2人、本会議では、共産党が賛成に回り、反対は私1人でした。
それでも、間違っているのは、市長をはじめ行政側であり、私以外の29人の議員です。
早晩、歴史が証明することでしょう。
3点目は、新幹線・上越妙高駅前の整備の不備についてです。
この点は、この間何度となく、本会議の一般質問やこの委員会で問題提起してきました。東口ロータリーの横断歩道の設置など、その一部については対策が行われましたが、未だに無視しているのが、東口ロータリー駐車場内の段差と、乗降場前の歩道・車道間の段差及び乗降場の駐車規制についてです。
私は、今回は、金沢駅の乗降場の例を取り上げ、A4判の拡大写真を用意して提起しました。
(2015年10月3日付ブログ「新幹線~特別委員会の視察に行ってきました。」を参照。)
金沢では、私が問題提起しているように、乗降場前の歩道・車道間の段差はなく、斜めに擦り付けてあります。また、柱に駐車禁止のマークを掲示して利用者に啓発(注意喚起)しています。
さすがに金沢市ですが、これらのことを上越市行政は、屁理屈をつけて履行しようとしません。
私は、改めて、「あなたがたは、いろいろ理由をつけて「そういうことはできない」と言ってきたが、それでは金沢市は間違ったことをしているのか。違法なことをしているのか。」と金沢市を引き合いに、鋭く追及しました。
行政側は、「研究・検討する」と言うのがやっとでしたが、今後、やらないためのどんな理由をつけてくるつもりでしょうかね。それとも、私がいなくなることをいいことに、うやむやにしてしまうのかな。
4点目は、行政との関係ではありませんが、「安保法制の廃止を求める意見書の提出に関する請願」についてです。
安倍政権の憲法を無視した好戦的で前のめりの強権姿勢は、自らが唱える名目に反して、日本を危うい方向に導きつつあります。
対外的にもそうですが、まずは何と言っても、国内的な問題です。すなわち、憲法が謳う平和主義や基本的人権が崩されつつありますし、憲法精神である立憲主義は風前の灯という状況です。
今を生きる者の責任として、この歴史的な過ちを、なんとしても食い止めなければなりません。
総務常任委員会では、5対1の圧倒的多数で採択されましたが、残念ながら本会議では反対多数で不採択となってしまいました。
以上、重要な点を報告しました。
議会(その他)::2016年
| 10:32 PM |
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石平 春彦
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