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石平はるひこ プロフィール

石平 春彦(いしだいら・はるひこ)
プロフィール

1954(S29)年…
新潟県東頸城郡(ひがしくびきぐん)大島村(現・上越市大島区)に生まれる。現在(2015年)61歳。
1969(S44)年…
大島村立保倉小学校、保倉中学校を経て新潟県立高田高等学校入学。単身下宿生活で、農繁期には帰省して家業を手伝いながら無事卒業。
1971(S46)年…
高田市と直江津市が合併して上越市誕生。
1972(S47)年…
高田高校卒業。故あって大学に進学せず、上越市で人権擁護のボランティア活動に打ち込む。以降、ライフワークとなる。
1978(S53)年…
結婚し姓が中村から石平となる。家庭では主に家事・育児を担当し、いわゆる「男の子育て(主夫業)」を実践する。
1984(S59)年…
「三バン(地盤・看板・鞄)」無しの最年少で上越市議選に挑戦するも健闘及ばず落選。
1988(S63)年…
上越市議選に再挑戦し最年少で初当選。現在7期28年目。
1990(H2)年…
上越市の水道水源地でのゴルフ場建設計画が浮上したため、水道水源保護の市民運動を立ち上げ、議会内外で反対運動の先頭に立つ。上越市民8万7千人の反対署名を獲得するなど、その後数年間の粘り強い取組で建設計画を断念させる。また、水道水源保護条例や情報公開条例の制定、水道水源地域(桑取地区)の振興などに尽力する。
1995(H7)年…
日本海側では初めて財団法人トヨタ財団の助成を得て、上越地域の水道水源保護に関する1千ページの大著『いのちの水を守る』を編集委員長として作成。国、大学、県立図書館などの主な機関に配本する。
1996(H8)年…
上越地域の水道水源に隣接する産業廃棄物処分場建設計画が浮上したため、議会内外で反対運動の先頭に立つ。上越地域住民17万人以上の署名を獲得するとともに関係市町村議会の反対決議及び反対意見書を成立させるなど、その後数年間のねばり強い取組で建設計画を断念させる。
2000(H12)年…
市議会議長に歴代最年少で就任し、議会改革を断行。
2003(H15)年…
議長に再び就任し、14市町村の合併協議に尽力。特に合併を契機とした新しい価値の創造をめざして地域自治、都市内分権を重視し、全国初かつ唯一の選挙制度を導入した地域自治区・地域協議会制度の創出に主導的役割を果たす。
2005(H17)年…
市町村合併功労で「総務大臣表彰」を受賞。
日本自治学会総会・研究会で上越市の地域自治区に関する報告(研究発表)を行う。
2006(H18)年…
交通安全功労で「交通栄誉章」を受賞。
地域自治区に関する研究論文(公募論文)が選定され、自治体学会編集の「年報 自治体学」(第19号)に掲載される。
信州大学経済学部で「地域社会論」の講義。
2007(H19)年…
議員活動(主に議会改革と都市内分権)が評価され、東京大学大学院の「21世紀COEプログラム」(「先進国における≪政策システムの創出」)の研究対象となりインタビューを受ける。(その研究成果が2008年に「Working Paper」として作成され、同院の関係機関に配架及び関係研究者に配本される。)
2008(H20)年…
自治基本条例に関する著書『「自治体憲法」創出の地平と課題』を出版。
2009(H21)年…
法政大学大学院政策創造研究科に入学。議会活動の合間を縫って東京に通い、研究活動のかたわら全国的なセミナーの講師も務めるなど上越市の情報発信も果たす。
2010(H22)年…
『議会改革白書2010年版』に上越市議会の議会改革と自治基本条例に関する論文を執筆。
法政大学大学院修士課程を早期修了。同院比較行政文化研究所(2013年より「比較ガバナンス研究所」)の特任研究員に就任する。
地域自治に関する著書『都市内分権の動態と展望』を出版。
2011(H23)年…
3・11東日本大震災を受けて、「原子力発電所の段階的縮小と再生可能エネルギーへの転換・促進を求める意見書(案)」を起草し、全国の議会初の脱原発の意思をあらわす総合的な意見書議決を主導。
著書『都市内分権の動態と展望』が、「地方自治に顕著な貢献をなした研究・業績」として「自治体学会賞(研究論文賞)」を受賞。
2012(H24)年…
第26回自治体学会広島大会で「上越市の地域自治区制度と活動の実際」について報告。
2015(H27)年…
『コミュニティ政策 13』に、「コミュニティ政策と都市内分権に関する上越市議会の取組」を寄稿。
第14回コミュニティ政策学会伊賀大会で、コミュニティ政策と都市内分権に関する上越市議会の取組について報告。


実績…
行政を厳しくチェックしながら数々の政策提言を行い、その多くを行政施策として実現。また、市の政策法務を先導し手がけた条例等は40本以上。議員活動一筋に多くの課題に挑戦し成果をあげる。
現職…
総務常任委員会委員、新幹線・並行在来線等対策特別委員会委員、上越地域消防事務組合議会議員、新幹線建設促進まちづくり協議会副会長、一般財団法人上越交通安全協会理事、社団法人上越国際交流協会顧問等。
研究活動… 自治体学会、日本自治学会、日本公共政策学会、コミュニティ政策学会、法政大学大学院・比較ガバナンス研究所等。
自宅… 新幹線新駅(信越線・脇野田駅)の近く、大和神社隣、中世・今泉城跡。



論文・著書等:

「生き方の原点となった出会い」『雁木の切れる町に生まれて=亀井喜代二、半生を語る=』上越解放新聞読者会 1990.6
「水道水源保護運動の歴史的意義と保護条例の理論的考察」『いのちの水を守る〜新潟県上越地域の水道水源を保護する活動の記録〜』上越市の水道水源を保護する会 (トヨタ財団1994年度助成プログラム) 1995.10
「新潟県初の人権尊重・部落差別撤廃条例」『部落解放428号』解放出版社 1997.10
「ゴルフ場建設計画への対応と水道水源保護・桑取地区振興の課題」『上越市 市議会小史』上越市議会 2002.3
「住民主権に基づく都市内分権の新たな展開と制度改革の課題──上越市における地域協議会委員の選任投票制度を例として」『年報 自治体学 第19号』自治体学会編 第一法規 2006.5
『全国初の地域自治区制度の導入と地域協議会の実際』「2005年度活動報告集」日本自治学会  2006.6
『「自治体憲法」創出の地平と課題―上越市における自治基本条例の制定事例を中心に―』公人の友社 2008.12
「議員から見た自治基本条例」『NEWSLETTER・自治体学会 No.138』自治体学会 2009.7
「自治基本条例案策定に議会はどう関わったか―新潟県上越市議会」『議会改革白書2010年版』廣瀬克哉・自治体議会改革フォーラム編 生活社 2010.3
「市民、市長等との協働で、市民自治の深化を目指す〜上越市議会」『月刊 地方自治職員研修』公職研 2010.6
『都市内分権の動態と展望〜民主的正統性の視点から〜』公人の友社 2010.11
「コミュニティ政策と都市内分権に関する上越市議会の取組」『コミュニティ政策 13』コミュニティ政策学会編 東信堂 2015.7



共同執筆:

『部落問題事典』部落解放研究所編 解放出版社 1986.9
『新修 部落問題事典』解放出版社 1999.10
『部落問題・人権事典』部落解放・人権研究所編 解放出版社 2001.1



活動紹介:

「亀地宏のまちづくり紀行 新潟県上越市/水滴の炎──子孫にきれいな飲み水を 燃え上がる市民の心」『地方財務488号』ぎょうせい 1995.1
『2007 Working Paper 石平春彦 上越市議会議員インタビュー 議会改革と都市内分権』田口一博 東京大学21世紀CEOプログラム「先進国における≪政策システム」の創出」 2008.1